フィンランド、リーヒマキのデザイナー。

今日は天気も良かったので
ガラス器をご紹介しようと思い撮影すると
よくよく考えると以前にも一度ブログでご紹介したものでした。

しかも今日書こうと思っていたよりも
前回のほうがずっと濃かったので
そちらをリライトしてご紹介いたします。

デザイナーはTamara Aladin。
フィンランド、リーヒマエンラシで
製作された作品となります。


1966-68年の間に製作されたこちらは
“氷が解けゆく様子”を描いたようです。

時期的には春なのでしょうが、
深みの変わる緑が移ろい行く季節を感じさせられる
力強くも繊細な作品です。
このデザイナーのタマラは
リーヒマエンラシ(リーヒマキガラス)の
主要デザイナー…ではあるのですが、
あまり公に出るのが好きでないのか
その作品数の多様さに比べ、
情報や画像の少ないデザイナーです。

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男性の後ろに立つ左上の女性がタマラ・アラディン(1932-2019)

Wikipediaによると1950年代半ばに
Taideteollisen oppilaitoksen(デザイン学校)の
陶芸科を卒業し、56年から76年の期間
リーヒマキラシに勤務していたようです。

リーヒマキの前は2年ほどフライトアテンダントとして、
管制官とパイロットの間で通訳(ロシア語)をしていました。
とても多才な方なんでしょうね。

なぜ1976年に退社したかというと、
リーヒマキの方針で同年手吹ガラスの生産が終了し、
それが直接的な原因のようです。

同社を退社後は公への露出はごく少なく、
2010年と2012年の2回、フィンランドの美術館で
展示会が開催されたということでした。

http://3.bp.blogspot.com/-frB67PbdMJo/UGhyS9sjdfI/AAAAAAAAEyE/hr5J5gYPlXY/s400/P1030536.JPG

タマラ・アラディンは2019年3月に亡くなります。

躍動感と静謐さを備えた凛とした作品が多いデザイナーさんです。
どこかで作品を見かけられたらぜひお手にとってみてくださいね。

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也