5分で分かった気になる「カレワラ」神話。

先日、機会がありまして
フィンランドの叙事詩カレワラを
読み直してみました。

カレワラは19世紀に各地の民間説話を
医師エリアス・リョンロートが再構成した叙事詩。
フィンランド独立に大きな刺激を与えたそうです。

物語の内容は壮大というか、豪快というか、
読んだ人によって印象が違うとは思うのですが
ざっくり言うとワイナミョイネン、イルマリネン、
レンミンカイネンという3人の男性の嫁取り物語。

え?神話調なのに?

という疑問が起こりそうですが、
大筋では間違っていないと思います。

最初の主人公はワイナミョイネン。
大気の娘…精霊的な存在ですが、海の波によって身籠り
なんやかんやあってワイナミョイネンを生みます。
なんと、生まれた瞬間に老人です。


物語の最も主要なキャラかつ神の化身のような存在で
偉大な魔法使いで知恵者…のはずですが

決闘で勝ち得た女性には求婚を断られ、
ならばとかぐや姫のような多くの難題を出された女性には
全ての回答をした上で「やっぱり若い男性が良い」と
見事に振られてしまいます。

つらい。

イルマリネンは鍛冶師です。

友人のワイナミョイネンに無理やり故郷から
大風で飛ばされて旅立ちます。

その地で「サンポ(神器)作ったら娘を嫁に」と
約束され、なんとか作り上げますが娘に断られます。

その後結婚しますが先立たれてしまい、
思い余ってその鍛冶の技術で黄金の花嫁を作ります。
動きませんでした。

つらい。

 

レンミンカイネンはイケメンの青年です。

2人と違ってもてもてなんですが、
女ったらしで、粗暴です。

嫁探しの旅の途中も腕力(魔力)頼りです。
喧嘩好きですが慈悲の心もありまして
ある戦争で老人を一人、助けます。

その助けた老人に、毒矢で撃たれ
湖に落ち溺れて亡くなってしまいます。

つらい。

…と、だいぶ都合がいい(悪い)部分だけ端折りましたが
ほんとは壮大なスケールの天地創造や宗教観ある作品で
この3人が一筋のストーリーで邂逅していくのも
とても楽しい物語です。

上に書いた内容は全体の3%くらいの話ですので
ご興味があれば本で読んでみて下さいね。
訳本もたくさん出ております。

最後は世界に平和が訪れますので、ご安心くださいね。

それにしても、この濃い物語を
素敵な絵柄で描いたライヤ・ウォシッキネンは凄いですね。
ほんとデザインの力って大きいなぁ。

→ アラビア カレワラ

※ちなみに、商品表記がいつからか
 kalevaraになっておりました・・・お恥ずかしい。
 正しくはkalevalaとなります。
 

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也