北欧買い付け裏話2019 Vol.2 -偽ものに出会う-

北欧到着、翌日。

今年は何故か時差ぼけがありますが(年齢でしょうか)、
天気は良くとてもよい目覚めです。

朝からさっそくアポイントをとっていたお店へ向かいます。


買付も長くなってきますと、さすがに現地の顔見知りも増えてきまして
アポイントを取る、取らないにかかわらず「やぁ、君か」といった風に
お店に迎え入れてくれることが増えてきました。

私が店内でゆっくりすることも分かっていますので、
「イチゴ食べる?」「ケーキあるよ。」「何か飲む?」と
お誘いをいただくこともしばしば。ありがたいものです。

お誘いは基本的にはお受けして、
雑談なんかをしながらしばしの休憩をさせもらうのですが、
この日は選んでいると急に「ビール飲む?」とお誘いが。

・・・まだお昼になったばかりなんですけどね。

せっかくですが、ここで呑んでしまうとこれから仕事になりませんので
丁重にお断りすると「じゃあ、一人で悪いね。」と飲みだす店主さん。

あれ? あなた・・・仕事中ですよね。

以前イタリアの田舎町で、ホテルの受付の人が
ベロンベロンに酔っ払って接客してくれた事を思い出します。
スウェーデンでは、珍しい。

2杯目を飲み干すおじさんを横目にセレクトは終わり、
価格のお見積もりをしてもらいます。

「○○クローネだな、良いかい?」

そして世間話をしながら梱包してもらい、
最後にお支払いです。

「えーっと、じゃあ・・・あれ?俺、いくらっていったっけ?」

・・・。
気持ちよく酔っ払い始めたおじさんはすっかり数字を忘れていました。

結論:酒は飲んでものまれるな。特に、仕事中は。

この日も良い買付が出来ました。
※正当な値段を支払ってきました。念のため。

[蛇足]

グレーというか、オフホワイトというか、ブラックな出会い。

時間があいたのでとあるセカンドハンドショップに寄って見ました。

遠目で見て、あれ?リサラーソンかな?と思って近づいてみると・・・


・・・ん?


・・・。

サイズ感とかはそのままだったんですけどね。
目が悪いって損ですね。

ブチャドックは残念ながらスウェーデンにステイですが、
オリジナルはお店に届いていますので良かったらぜひぜひ。

ちなみにその横には「カオナシ」らしき子がいました。
カラフルですが、グレーなアイテムです。


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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也