Iskra Eta80 

北欧買付に行くと、
思ってもいなかったものに引き付けられ
ついつい買ってしまう事があります。

そういった琴線に触れるアイテムは
誰にでも受けが良いモノではなくって、
10人に1人、あるいは50人に1人といった
ごくニッチなデザインだったりするのですが

そうしたマッチングも小さなお店を形作る上で必要で、
また嬉しいものだと思っています。

前置きが長くなりましたが、
そんなアイテムの一つが届きました。

北欧の友人とWEBで話しているときに
ふと目に入ったデスクの上の電話機。

「それ、かっこいいね」と私が言うと
「良いだろ、あげないよ」という返事。

聞いてみますと、北欧でもなくて
旧ユーゴスラビアのIskraという会社のプロダクトで、
ユーゴ解体とともに数年間しか製作されなかったものだそうです。

調べてみると日本でもごく短い間は発売されたようで、
キャッチコピーは「世界一空気抵抗の少ない電話機」。

良いなぁ、この無駄な特徴。
MOMA(ニューヨーク近代美術館)でも永久所蔵品にされており、
デザイン史のページを彩るものの一つなのだと思います。

それからしばらく経ちまして、
偶然そのプロダクトを見つけることが出来まして
さっそくお取り寄せをしてみました。

イエロー、グリーン、レッド。
北欧じゃないけど、なんだかすごく相性が良いですね。
FAXも留守録もナンバーディスプレイも、
便利な機能は何も無いですが、
あるだけでそれで良いと思えるデザインです。

門外漢ですが誰かにお勧めしたくって、
店舗にご用意しております。

現地では動作確認をしてもらっていますが
飾りでも良いや、とそんな気持ちでご覧いただければ幸いです。

→新入荷一覧

それにしても、買付行きたいですね。
例年ならもうホテルの予約も出来て居る頃なんですが。

来年には、きっと。
現地とも会話もそんな言葉が増えてきました。

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也