北欧買い付け裏話2019 Vol.5 -北欧 de オークション-

北欧に限らず、欧米ではオークションも盛んに開催されています。
有名なところではサザビーズやクリスティーズなどが知られていますが
ある程度大きな街にはその土地のオークション会場があることもしばしばです。

今年の北欧買付では現地の知り合いの紹介で
オークションに参加させてもらいました。

まずは身分証を出し、知人と二人で受付を済ませます。
私は付き添いのような形で話をすすめてもらい、会場へ。

オークションでは下見→入札(入れ札)という方法と
競売方式の2つがあります。

今回参加させてもらったのは競売のほうで、
敷居は高いように見えますが実はルールさえ分かっていれば
基本的には誰でも参加する事が出来るそうです。

内部の写真は撮れませんでしたので、
これはWebからの写真で・・・。

心配していた服装はカジュアルなものでもまったく問題ありませんでした。
また値段の聞き取りですが、価格は電光掲示板でも表記されますので大丈夫。

出品されるものは写真のような絵画はもちろん、
ワインや宝石などが多かったですが、日本の古伊万里らしいものも出品されていました。

知人「あれの価格、分かる?」と聞かれましたが
残念ながら日本人というだけでは無理です。
中島誠之助先生を呼んできてください。

「どうしても欲しかったら声をかけて」と言われてはおりましたが、
残念ながら今回は私の落札は見送りでした。

オークションは会場にいくほか、
電話、FAX、インターネットからも対応しているそうです。

踏み入るのに勇気がいる時間でしたが、おかげさまで良い経験となりました。
敷居は少し高めですが、旅先に知人がいらっしゃる方はぜひぜひ。

蛇足

帰りの飛行機で、ちょうどフィンランドのオークションが
題材の映画が配信されていました。


→ Tuntematon mestari

ヘルシンキで美術商を営むOlavi老人が、
オークションである名前の無い絵画に出会います。

OlaviはそれがIlya Repinという著名な画家のものと考え、
引退前の最後の仕事として落札を目指します。

現代のオークションとWebとの関係性や、
それに付いていけない老人の葛藤と苦悩・・・
明るくはありませんが、フィンランド映画らしい考え深いものでした。

日本語の対応はありませんが、フィンランド語だけでなく英語も選べましたので
近々フィンエアーに乗られた際は良かったらぜひぜひ。

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也