良く分からない北欧ヴィンテージのお皿、鑑定してみました。

定休日明けの木曜日。
本日も北欧からのヴィンテージ到着から
お店に一週間がスタートしました。

今回は普段と違う、変わった便です。

知人のスウェーデン人から
「(知人の)ガレージセールで出た、飾り皿」を
すすめられて、お願いしてみました。

今回届いたものは全て、
「フィンランド系スウェーデン人」の方が
実際に飾っていたものだそうです。

普段は種類で選ぶことの方が多いので、
こうして中身がブラインドなお買い物はドキドキです。

まずひと際目を惹いたのは蝶の飾り皿。
実際の蝶の羽でデザインされています。

フィンランドにて、とメモが付いていましたが
調べてみたところどうやら1950-70年頃に
ブラジルで製作されたものと思われます。

モチーフは三大美蝶のひとつ「モルフォ蝶」。
華やかで、彩りある作品です。

鑑定額は難しいですが…
現地からの価格と、現況のモルフォ蝶の国内標本価格を踏まえて
お得な価格(3,800円+税)とさせて頂きました。

こちらは・・・

見たことはある気がするのですが、
普段のミッドセンチュリーの2世代ほど前の作品。

見た目とバックスタンプから
Rorstrandの1900年前後くらいかと推測は付くのですが

残念ながら、頭の中には情報がこれ以上ありません。

手持ちの資料でバックスタンプの形状から
年代はもう少し特定できましたが、ギブアップ。

google先生のお世話になりつつ
スウェーデンの資料を漁ることで
左側(鳥)はどうやら同定できたように思います。

製造期間は1880-1923。
北欧らしさが表現される少し前の時代で、
鳥はシノワズリが、船はデルフト焼のような表現です。

残念ながらこちらはコンディションが悪く、
飾り皿としては役に立ってくれそうですが
販売価格としては500~1,000円。
(良好なコンディションで6,000~8,000円程度)

プリントや土はミッドセンチュリー以降との相違もあり、
良い勉強になりそうなアイテムです。

そのほか、1970年代~80年代のイヤープレートが
数枚ありましたが、こちらは何度か取り扱いしておりますので
アルコール除菌、クリーニングをしてから店頭へ。
制作数が少ないArabia Kalevaraの初年度プレートもありました。
お店でもあまりご案内出来ませんので、これもお勧めです。


慣れたものは鑑定が楽。

あまり日常ではない入荷方法ではありましたが、
久しぶりに学ぶ楽しみのある入荷でした。

お店に届いたものは下記にアップしています。
どちらも一点ずつとなりますので、良かったらお早めに。

→ 新入荷一覧

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也