アップサイクルと東京の展示会。

11月20日~21日、
連休をいただき展示会に行ってきました。

毎年この時期に開催されている
ビッグサイトでのインテリア展示会。

日本はもちろん、
海外からの出展も多いイベントです。

プラエの取り扱うインテリアは
家具も雑貨も北欧ヴィンテージ/デザインが中心ですが
いまの、これからのトレンドを知るのに
こうした展示会は何よりの学びになります。

さまざまなデザインに触れる、
インプットばかりの時間でしたが
いくつか心に響く出展にも出合えました。

そのうちのひとつは「アップサイクル」

フィンランド発祥のクリーンングデイも
その活動の一環なのですが
“モノ”と対峙してその価値を見出し、
また「新しい価値、意味」を持たせる。

私が特に近しくさせてもらっている
スウェーデンでは修理産業は減税対象で、
「買って、捨てる」という消費の形に
経済的にも文化的にも”モノの再利用”ということに
ポジティブに動いています。

循環型の経済(サーキュラー)と、
共同的な経済(コラボラティブ)。

どちらも利便性や即時的な経済性からは
いささか不都合な面も多い考えですが
今後の日本のあり方を考えていくと
必ず必要になるものかと思っています。
(あまり言うと別の意味に誤解されそうですが。)

・・・と、顔に似合わず面倒な言葉を使いましたが
要は「モノを無駄にせず大切にしようよ」と
ごく当たり前なお話なのだと思います。

展示されていた、端材の腰掛。
私は名前だけの「アート」は苦手なのですが
こうした実用も兼ねた遊びのあるモノは
たまらなく好ましいと思います。

材料費はほぼ掛からないとはいえ、
実際に製作するには人手と手間とで
少なくとも経済的とは言えません。

この腰し掛け自体は「問い掛け」ですが、
“修理して使う”、”再利用する”、
“別のモノに生まれ変わらせる(解釈する)”といった事を
身近なレベルから考えていければ良いですね。

あまり面倒な事は、出来ない。
聖人君子のような生活は送れない。

私も、だいぶそうです。
なので自分の手が届くところから、
自分なりに丁寧に、良い生活を。

たぶん「良い社会」なんて言うのは
そうした事の積み重ねなのだと思います。

出来る事と出来ない事はそれぞれありますし、
無理なく、一歩ずつ、楽しみながら。

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【 About Prae 】


プラエは2010年、徳島に誕生した"北欧ヴィンテージ家具"や"北欧食器・雑貨"やオリジナル家具、植物などを扱うインテリアショップです。

デンマーク語で「Hygge(ヒュッゲ)」という言葉があります。 他の国の言葉にするのが難しいのですが、『どことなく温かくて、居心地の良い雰囲気』といった彼らの独特の言葉です。北欧の暮らしやデザインが注目されるようになっていますが、それは純粋になにかのモノだけではなくどこか「Hygge」な空気感が私たちを惹き付けて止まないのかもしれません。

座り心地のよい、木製の椅子。 取っ手がレトロで使い勝手の良い50年前のデスク。 レトロで可愛い食器。 これって何に使うんだろう?そう思わず見入ってしまう古い古いオブジェ。プラエはときどき北欧に買付に行き、そこで出会ったものたちを大切に連れて帰ったりしています。

お店はそんな出会ったモノたちと、あなたのお部屋をつなぐ場所です。古いものだけではなくて、国内外で作られた中で北欧デザインを生かした家具をセレクトしたり、 オリジナルで家具を製作したりもできますので、コーディネートのご相談も良かったら。 ホームページやブログを見てもらって、お店に来てもらって。 どことなく居心地の良いそんな時間を過ごしてもらえれば、幸せです。

Prae Inteiror (プラエインテリア) 代表 香川 拓也